どうもこんにちは、むらくもです。
皆さんは、数学の参考書、何を使ってますか?
今回は、数学の参考書である、「総合的研究 数学」の紹介をしたいと思います!
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1. 「総合的研究 数学」とは
・講義がメインで演習問題が章末問題という形で載っている
・出版社:旺文社
・著者:長岡亮介
・ページ数
・IA:752ページ
・IIB:1008ページ
・III:712ページ
この参考書は、解法などを網羅している本ではなく、定義や公式、定理などに重点を置いている参考書です。
帯にも書いてあるように、数学の本質を理解するようにできています。
例題も付いてはいますが、解法のように覚えるものではなく、本質から攻めるようになっています。
例題には、アプローチという形で、どのように考えれば良いかが書いてあります。
そして、章の最後には、演習問題として章末問題が付いています。
2. この参考書の良い点
・定義や公式がしっかり確認できる
数学の本質を語っているので、詳しい教科書のような感じで学ぶことができます。
結構難しいですが、一つ一つ追っていけば、理解できるようになっています。
この一冊を完璧にすることで、数学の基礎というものはかなり完成すると思います。
・例題で定義や公式の使い方が確認できる
例題では、アプローチ→解答という形式で解説してあります。
受験数学において大切な問題の考え方や解き方を学ぶことができます。
ここで、定義や公式が実際の問題にどう役立つのかを学ぶことができます。
・章末問題が付いている
青チャートでいう、EXERCISEや総合演習みたいなものです。
これとプラスαぐらいで、十分演習を行うことができます。
3. この参考書をオススメする人
・数学を一から学びたい人
この参考書には、定義や公式の解説がしっかりとついています。
講義系の参考書としては最適だと思います。
ただし、なかなか理解が難しい人は、「面白いほどわかる本」などを挟むことで、十分理解できると思います。
4. この参考書のオススメな使い方
まず、1つ1つをじっくり追いながら読んで理解していきます。
定義や公式を一つ一つ確認していけば、必ず理解できます。
また、例題は解かずに、理解に徹してください。(あくまでも解法ではないので、理解するだけで良い。)
そして、まとまった休みの時に、章末問題に挑みます。
ただし、アプローチのようなものが章末問題には無いので、そういうのは欲しい方は、「数学 標準問題精講」や「数学 上級問題精講」などがオススメです。
5. まとめ
この参考書は、よくある参考書とは一味違うものです。
特に、定義や公式をしっかり理解していると、ほかの数学の参考書に取り組んでいても、理解しやすいと思います。
一から数学を学びたい人はぜひ、手にとってみてはどうでしょうか!?